120系統見直し、87系統の妙法寺駅発は毎時同時刻にしたいと答弁[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史
市バス120系統は、2月の素案では廃止する考えが示されていましたが、朝と午後に1日5往復を残す方向になりました。こんにちは、神戸市会議員の堂下豊史です。
7月1日の都市交通委員会で、朝夕の時間帯だけでも残してほしいというひよどり台南町の声を伝え、9月14日の委員会でも重ねて伝えてきました。
9月17日の本会議で、120系統を残す方向が交通局長から示されました。地域の声を伝えてきた、一つの成果と受け止めています。経過は、1日5往復を残す案の記事でご報告しています。
2026年10月20日の都市交通委員会では、残る120系統の時間帯、妙法寺駅での乗り継ぎ、65系統・66系統を含めた実施後の増便について質疑しました。
画像は、10月20日の質疑をまとめた動画の表紙です。
交通局は、帰りの乗り継ぎの待ちを課題と認識し、日中の妙法寺駅発の87系統を毎時同じ時刻にしたいと答弁しました。
多くの方に関わる質疑ですので、ぜひご一読ください。答弁の引用は会議録の未定稿によります。
南町の声を、大塚県議と徳山市議を通じて伺いました
写真は9月24日の分科会での質疑の様子です。
ひよどり台南町の自治会役員の方や南町の方の要望を、公明党の大塚公彦兵庫県議会議員と徳山敏子神戸市会議員を通じて伺いました。
通学・買物の帰りの足と120系統の時間帯
写真は7月1日の都市交通委員会での質疑の様子です。
質疑の趣旨
見直し案の5往復は福祉施設への通所や職員の通勤向け。通学・買物の帰りの足をどう考えるのか。乗り継ぎの時間と運賃の負担を、どう軽くするのか。
児玉交通局副局長の答弁は、午後の折り返しの便も高校生の登下校に使えるよう、ダイヤの編成を進めている、というものでした。朝の登校は、今の利用の大半に応えられると見ています。
下校や日中の買物は、87系統を含めたネットワーク全体で賄いたいとしています。87系統はしあわせの村まで延ばし、運行を約1.5割増やす計画です。
名谷へは乗り継ぐと10〜15分ほど延び、地下鉄の運賃も要ります。近郊区の定期券は120系統と87系統で共通にしたい、高校生は通学無償化で家庭の運賃負担は生じない、との説明でした。
7月1日の委員会でお伝えした、朝夕の通学・通院の時間帯だけでも残してほしいという南町の要望に、応えていただくものと受け止めています。
妙法寺駅の乗り継ぎ、帰りの待ちは課題と認識
質疑の趣旨
10分から15分という交通局の試算は、名谷駅へ向かう行きの場合。帰りは妙法寺駅で、日中おおむね1時間に1本の87系統を待つ。発車を地下鉄の到着に合わせて組むべきではないか。
児玉副局長からは、「こういった課題は我々も認識をしているところでございます」との答弁がありました。
詳しいダイヤは検討中としたうえで、87系統の妙法寺駅発は、毎時同じ時刻の分かりやすい時間にしたいという考えです。
地下鉄は1時間に16本あり、車両や運転士の制約もあるため、どれに合わせるかは少し難しいものの、極力スムーズに乗り換えられるよう考えたいとしています。乗り継げる地下鉄は、問い合わせがあれば案内するとしています。
乗り継ぎの負担を軽くしてほしいという南町の要望に、具体の形で答えていただくものなのかなと受け止めています。駅やバス停での案内の表示もお願いしました。
120系統の7時12分発に平均46人、地域の方が数えた数字
質疑の趣旨
地域の方が交通局の公開データで数えると、朝の7時12分発に平均46人、午後の帰りは15時台から19時台に分かれている。時刻表を固める前に、時間帯の案を地域に示し、意見を反映すべきではないか。
児玉副局長の答弁は、最終ダイヤは3月上旬に示すことが原則で、実施の3週間前に示す扱いを変えるのは難しい、というものでした。
7時12分の便にたくさん乗っていることは、局も把握しているとの答弁がありました。
利用が増える見込みや運行の効率、見直しでつかみきれなかった客観的な事実は、福祉的対応という120系統の目的の範囲で、最終ダイヤの検討で考慮したいとしています。概要は、これまでと同様に個別に求めがあれば少し前に示し、地域との意見交換に努めるとしています。
9月14日の委員会で答弁された有益な意見の反映について、物差しの形で示していただいたものと受け止めています。地域の方が数えた数字は、交通局が公開しているデータそのもので、より多くの利用が見込めるかを判断する材料になります。
実施後の増便を判断する基準
減便になるのは、120系統だけではありません。見直し案では、65系統と66系統は残りますが、運行規模は約3割減り、66系統は日中おおむね60分ごとになります。
質疑の趣旨
9月17日の本会議では、実施後は利用状況を見て、必要なら機動的にダイヤを調整するとの答弁があった。何を見て、どうすれば増便を考えるのかを示すべき。今回のエリアで乗った結果に、どう応えていくのか。
児玉副局長の答弁は、需要が増えれば見合う対応をしっかりやっていきたい、需要を増やそうという地域の声があれば積極的に関わりたい、というものでした。
どうなれば増便するのかの基準は、今回は示されませんでした。
最後に、地域の要望を3点お伝えしました
1点目は120系統です。5往復とした根拠を示すこと、通学も考えて7〜8往復に増やせないかの検討、実施後に通学の便の混雑が続けば早めの増便の検討です。
2点目は南町です。定期券を共通にする考え方をほかの系統にも広げることと、高校生の経路が分かれる場合の扱いをこども家庭局と共有することです。17系統との乗り継ぎを含め、移動の実情を聞くこともお願いしました。
3点目は17系統で、長田区山下町の方からの、折り返しの便の一部を新長田駅まで延ばすことの検討です。
この3点を質問ではなく要望としたのは、複数の部局にまたがる連携の課題で、もう少し論点の整理が必要と考えたためです。
今回の質疑で明らかになった課題も含めて、引き続き当局とさまざまな場面で議論を重ね、解決に向けて尽力していきます。
質疑の様子は、約12分の動画にまとめています。
北区の市バスの記事は、北区の市バス 路線見直しのまとめに系統ごとに集めています。
堂下豊史|神戸市会議員(神戸市北区)
神戸市北区を拠点に活動する神戸市会議員。
地域の声を市政に届けるため、議会活動や地域課題の解決に取り組んでいます。
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