TOPブログ神戸北高校の土地、市は閉校まで地域団体へのヒアリングに努める[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

神戸北高校の土地、市は閉校まで地域団体へのヒアリングに努める[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

神戸北高校(北高)は、神戸甲北高校との統合により、今年度末に閉校します。閉校後の土地がどうなるのかを案じる声を、地域の方から聞いていました。こんにちは、神戸市会議員の堂下豊史です。

2026年10月2日の決算特別委員会の分科会(都市局)で、閉校後の土地を含め、市としてどのように地域の声を受け止めていくのかを質疑しました。

平岡都市局副局長からは、閉校までの間は地域団体や役員などへのヒアリングに努め、活用方針について協議を進めるとの答弁がありました。

学校の統合で生まれる土地の使い方は、特定の1校にとどまらない話ですので、ぜひご一読ください。

2026年10月2日と7月1日の発言・答弁は、正式な会議録が出る前の記録(未定稿)によります。

今年度末に閉校する神戸北高校

兵庫県立神戸北高等学校の校門と、奥の体育館と山並み

写真は神戸北高校の校門です。

神戸北高校が建つ唐櫃台の土地は、神戸市の土地です。兵庫県が高校を設けるために、市が無償で貸し出しました。

委員会では、「在校生への配慮から閉校までは具体的な議論を控えることは理解しています」と伝えました。

唐櫃地域まちづくり構想で、地域が求めた神戸北高校のこと

からとんくるりんバスの車両と、頭に「神戸北高」と書かれたキャラクター(2025年5月1日の出発式)

写真は、2025年5月1日のからとんくるりんバスの出発式の様子です。

唐櫃地域では、地元の住民の方々などがワークショップなどで地域の課題を整理し、2023年7月に唐櫃地域まちづくり構想をまとめました。

構想は、何より生徒の皆さんが通学される間は学校生活を最優先する必要があるとして、北高の土地の具体的な活用方針を今後の検討課題としています。

一方で、県と市が具体的な活用方法を検討する段階で、改めて住民提案や住民の声も取り入れてほしいと求めています。

平岡副局長も答弁の中で、構想のこの考え方に触れています。

構想はあわせて、北高のキャラクター「からとん」の存続や、北高生の想い・足跡を唐櫃地域に残す取り組みもお願いしています。

2025年2月の委員会でも取り上げました

2025年2月19日の教育こども委員会で、神戸北高校の統合後の敷地や校舎の取扱いについて、その時点の方針を尋ねました。

市の教育委員会からは、返還の時期や校舎の対応などの条件は、今後、県と協議して決めるとの答弁がありました。

活用は、ほかの用地と同じく、行財政局など関係部局と情報を共有しつつ、地域の意見も踏まえて検討していくことになるとの考えでした。

2026年7月1日の都市交通委員会では、学校の統合で生まれる土地について伺いました。売却や活用を急がず、地域の将来像が見通せた段階で改めて判断する進め方を、地元の意見も聞きながら検討できないかという問いです。

北高のほか、統合後の有野台小学校の土地も、北区の将来像に関わる貴重な土地として例に挙げています。7月の質疑は、7月6日の記事でご報告しています。

閉校後の土地は市に返すのが原則、使い方は市が判断

今回の質疑の前に、公明党の大塚公彦県議会議員を通じて、県の教育委員会に考え方を確かめました。

土地は市からの借地で、閉校後は市に返すのが原則です。返したあとの使い方は、市が主体的に判断するという回答でした。

県と市が互いの判断を待つ形への懸念

返す時期や条件は県と市の協議で決まり、返したあとの使い方は市が判断することになります。

質疑では、「閉校後、県と市が互いの判断を待つ形になれば、地域の声を伺う機会を逃しかねません」と指摘しました。

神戸北高校の閉校まで、地域団体や役員へのヒアリングに努めるとの答弁

神戸北高校の土地も取り上げた決算特別委員会の分科会(都市局)で質疑する堂下豊史(2026年10月2日)

写真は10月2日の分科会での質疑の様子です。

唐櫃では、これまでも市営住宅の跡地の活用方針について説明会を開くなど、地域の方々と意見交換を重ねてきたとの説明がありました。

神戸北高校の閉校後の土地についても、地域の意向を踏まえ、今年度末の閉校までの間は地域団体や役員などへのヒアリングに努めて活用方針の協議を進めるとの答弁でした。

その内容は速やかに県と市の間で共有するとしています。来年度以降は、広く地域との意見交換の場を設けることなども検討したいとの考えです。

関係する局や北神区役所とも連携し、まちづくり構想の実現に向けて、地域の声も丁寧に伺うとの答弁もありました。

2025年2月の市の教育委員会の答弁は、活用は地域の意見も踏まえて検討していく、というものでした。今回は都市局から、閉校までの間に地域団体の話を聞くという、時期と相手が答弁で示されました。

しっかりと地域との対話を進めていただける姿勢に、安心しました。

誰がいつまでに何をするのか

この日の分科会では、地域公共交通計画やバス停の待合環境、地域コミュニティ交通の補助制度など、6点を伺いました。

締めくくりに、「誰がいつまでに何をするのか、これが今日聞かせていただいた設問の主題」と申し上げました。

今回の質疑で明らかになった課題も含めて、引き続き当局とさまざまな場面で議論を重ね、解決に向けて尽力していきます。

唐櫃のまちづくりについてのご意見は、公式LINEでお寄せください。

堂下豊史|神戸市会議員(神戸市北区)

神戸市北区を拠点に活動する神戸市会議員。
地域の声を市政に届けるため、議会活動や地域課題の解決に取り組んでいます。

市政報告や地域の取り組みをLINEで配信しています。

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