クマ出没続報 低い可能性は安心ではない[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史
クマ出没の続報です。専門家が「いきなり現れる可能性は低い」と述べても、それは安心と同じではありません。
こんにちは、神戸市会議員の堂下豊史です。前回の記事に続き、神戸新聞の報道と神戸市の対策をご報告します。
クマ出没続報 低い可能性は安心ではない
神戸新聞は、兵庫県森林動物研究センターの専門家の見解を紹介しました。
専門家は「人が多い市街地の真ん中に、いきなりクマが現れる可能性は低い」と述べています。
ここで言う「低い」は、繁華街で突然目撃される、という意味です。クマが来ない、安全だ、という意味ではありません。
北区道場町ですでに確認され、6月は目撃・痕跡が増えやすい時期に入っています。
私は改めて言います。見ていない、低い、は安全ではありません。
2025年11月のYouTubeでも、同じメッセージを発信していました。
神戸新聞が問う 市街地に来ないのか
6月20日付の神戸新聞は「兵庫のクマ 市街地来ない?」と大見出しを付けました。
記事は、県の個体数管理や問題グマの駆除、目撃件数の推移をまとめています。
道場町での確認も取り上げ、神戸市内での事態が広く知られました。
写真はイメージです
専門家の見解をどう読むか
専門家は、クマは人の多い市街地の真ん中には、いきなり出にくいと説明しています。
人慣れした問題グマは別で、県は400頭から800頭の範囲で個体数を管理しています。
低い可能性は、ゼロではありません。北区は山と住宅が近く、境界を越えて動く野生動物です。
2024年7月のフォーラムでも、神戸で備えが必要だと専門家は述べていました。
写真はイメージです
6月は目撃・痕跡が増える時期
神戸新聞(2026年6月18日付)のグラフでは、4〜5月は件数が少なく、6月から増えるのが例年のパターンです。
ツキノワグマは、この時期に活動が活発になります。その時期に神戸市内でも確認があり、警戒を緩めてはいけません。
兵庫県が公開する出没情報の地図でも、神戸周辺に目撃地点が記録されています。
例年どおり出やすい時期だからこそ、早めの備えが必要です。
神戸市の監視体制 今後の論点
道場町での確認以降、神戸市の監視体制が改めて注目されています。
市はこれまで、山と市街地の境付近に約300台のセンサーカメラを設置してきました。
AIで大型動物を判別するカメラも活用されています。増設や配置の見直しも、今後の論点になり得ます。
ただし、具体的な場所や台数については、市からの公式な発表があり次第お伝えします。
境界付近や観光地も論点に
北区は山と住宅が近く、三田・宝塚方面から目撃が続いてきたエリアに隣接しています。
有馬温泉のように観光客の往来も多い地域では、早期の情報把握がより重要になります。
こうした地理的な特徴から、監視網をどう広げるかは、今後の市政の重要な論点です。
捕獲わなの設置や近隣市との情報共有とあわせ、広域で見る必要があります。
日頃の備え 相談窓口も忘れずに
夕方から朝方の外出は控えめにし、食べ物や生ごみを外に置かないでください。
写真はイメージです
山林や草むらへの不用意な立ち入りも避けてください。放置果樹は早めに収穫を。
クマを見かけたときは、神戸市鳥獣相談ダイヤル(078-333-4408)へ連絡をお願いします。
市の監視体制の具体化や捕獲の状況は、このブログとYouTube、SNSで続報します。
堂下豊史|神戸市会議員(神戸市北区)
神戸市北区を拠点に活動する神戸市会議員。
地域の声を市政に届けるため、議会活動や地域課題の解決に取り組んでいます。
市政報告や地域の取り組みをLINEで配信しています。
