クマ出没続報 2024年の備えと西宮目撃[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史
クマ出没が、2024年7月のフォーラムで備えとして議論されてから約2年が経ちました。
約2年後の2026年6月11日、北区道場町で市内初のクマ出没が確認されました。
こんにちは、神戸市会議員の堂下豊史です。前回の記事の続きとして、備えの経緯と広域対策についてご報告します。
2024年7月 神戸で「クマが現れる日」を考えるフォーラム
2024年7月31日、神戸市主催のフォーラムが、神戸三宮シアター・エートーで開催されました。
正式名称は「神戸にツキノワグマが現れる日 ~人間と自然の共生を考えるフォーラム~」です。
兵庫県立大学の横山真弓教授ら専門家4名が登壇し、出没の可能性と対処を議論しました。
全国で市街地への出没が報じられる中、神戸でも備えが必要だという問題意識を共有する場でした。
目撃は神戸の周囲から広がっていた
当時、神戸市内でのクマ確認はありませんでした。
一方、三田市・宝塚市・三木市・西宮市・芦屋市では目撃が相次いでいました。
目撃地点は神戸を取り囲むように広がっており、北区北部は隣接市と山林でつながっています。
2025年11月、市長定例会見でも同フォーラムが紹介され、注意喚起動画が示されました。
私もYouTubeで「見ていない=安全ではない」と、神戸でも警戒が必要だと呼びかけました。
6月11日 道場町で市内初のクマ出没
2026年6月11日午後5時頃、北区道場町の山林でクマが撮影されました。
有害鳥獣捕獲用のセンサーカメラが、成獣とみられる1頭の姿を捉えています。
神戸市としては、映像による市内での確認はこれが初めてです。
現時点で、人的被害の報告はありません。
6月13日 捕獲わなを設置 監視体制も継続
6月12日、兵庫県から有害捕獲の許可がおりました。
市は6月13日、出没した山林にドラム缶型の捕獲わなを1台設置しました。
内部に蜂蜜を置き、触れると扉が落ちる仕組みです。
市は山と市街地の境付近に約300台のセンサーカメラを設置しています。
道場地区だけでも112台があり、映像分析と現地調査を続けています。
翌日 西宮市名塩赤坂でも目撃情報
道場町の確認の翌日、近隣でも動きがありました。
6月12日午後11時頃、西宮市名塩赤坂付近で目撃情報が2件寄せられました。
西宮市は内容の確認を進めており、人的被害の報告はありません。
宝塚市の注意喚起ページでも、同じ日時・場所が案内されています。
クマの出没は、1市の境界内だけで完結しない問題だと改めて示されました。
市を越えた情報共有と連携が必要
神戸市は近隣市町の目撃情報へのリンクを市公式ページで公開しています。
目撃のたびに市境をまたいだ連絡と、放置果樹やごみ対策の広域での取り組みが欠かせません。
私も北区だけでなく、隣接自治体との情報共有と住民への周知を、引き続き求めていきます。
日頃の備えを 続報もお伝えします
夕方から朝方の外出は控えめにし、山林や草むらへの不用意な立ち入りは避けてください。
食べ物や生ごみを外に置くと、においでクマを人里へ引き寄せてしまいます。
クマを見かけたときは、神戸市鳥獣相談ダイヤル(078-333-4408)へ連絡をお願いします。
捕獲わな設置後の状況や近隣の動きは、このブログとYouTube、SNSで続報します。
堂下豊史|神戸市会議員(神戸市北区)
神戸市北区を拠点に活動する神戸市会議員。
地域の声を市政に届けるため、議会活動や地域課題の解決に取り組んでいます。
市政報告や地域の取り組みをLINEで配信しています。
