TOPブログ新病院の周辺道路問題、渋滞対策と宅原線の拡幅を質問しました[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

新病院の周辺道路問題、渋滞対策と宅原線の拡幅を質問しました[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

こんにちは、神戸市会議員の堂下豊史です。三田市民病院と済生会兵庫県病院の統合による新病院をめぐる周辺道路の課題について、神戸市議会の福祉環境委員会で質問いたしましたので、その内容をご報告いたします。

渋滞対策と宅原線の拡幅、どちらも改善の方向が確認できました

北神中央線の渋滞対策と宅原線の拡幅整備について、どちらも前向きな方向性を確認することができました。

周辺住民の方々からいただいた懸念を委員会でお伝えし、現時点での協議状況と今後の取り組み方針を確認しました。

三田市民病院と済生会兵庫県病院の統合による新病院の完成イメージ

新病院の基本設計が発表され、住民の声が届いています

三田市民病院と済生会兵庫県病院の再編・統合による新病院の基本設計の概要が、三田市から発表されました。

新病院の建設地は神戸市北区長尾地区内にあり、周辺の道路や交差点の多くは神戸市が管理しています。

建設の主体は三田市ですが、来院者や周辺住民の安全を確保するには、三田市・神戸市建設局・警察など複数の機関が連携して取り組む必要があります。

鹿の子台や上津台など周辺地域の住民の方々から、ふだん通行している道路への影響について多くの声をいただき、今回の質問につながりました。

長尾交番前の交差点では、青信号1回で全車が通過できない状況が続いています

北神中央線と長尾線が交わる長尾交番前の交差点では、現在でも慢性的な渋滞が起きています。

2025年10月の常任委員会では、北神中央線の南北方向を走る車両が赤信号で止まると1回の青信号では全車が通過できない、という状況が健康局からも認められています。

この交差点はすでに現在の交通量に対して処理能力が追いついていない状態にあります。

東西方向については建設局が概略設計・本格設計を進めながら渋滞対策を検討していますが、今回は北神中央線の南北方向に絞って質問しました。

宅原線は生活道路のまま、病院への車両3系統が集中する設計になっています

新病院の主な出入口は、敷地の北東部に位置する宅原線沿いに設けられる設計です。

来院車両・送迎車両・救急外来の3系統がいずれも宅原線を経由して出入りする動線になっています。

宅原線は現在、周辺住民が日常的に使う生活道路であり、開院後の交通量を受け止めるには拡幅整備が必要だという声を、住民の方々から多くいただいています。

委員会で質問する堂下豊史議員

議会での質問に対し、健康局から具体的な方向性が示されました

北神中央線の渋滞対策については、右折レーンの延伸を軸に対応が進んでいます。

長尾線の東行き右折レーンは、建設局が現在延伸を具体的に検討しています。

西行きについても同様に右折レーンを延伸する方向だと建設局から聞いており、委員会でも確認しました。

北神中央線の南行き・長尾交番前交差点では、右折待機の車両列が直進レーンにまではみ出す状況が続いています。

右折レーンを延伸して直進車両の通行を守る対策を検討しているとのことです。

北行きの長尾南交差点には新たに右折レーンを設ける予定とのことも確認できました。

信号の点灯時間の見直しについては、三田市が道路改良と合わせて警察と協議を進めており、健康局も連携して実効性のある対策を検討するとの方針が示されました。

宅原線については、病院敷地の北側を拡幅整備し新たに歩道を設けることで車両と歩行者の動線を分離する方向で、三田市が検討しているとの答弁がありました。

健康局として引き続き調整状況を把握し、必要に応じて働きかけを行うとの方針も確認できました。

歩行者動線・農道の事故リスク・計画図の誤記、3点を要望しました

答弁を求める質問に加えて、今後の設計に向けた要望を3点お伝えしました。

1点目は、徒歩や自転車で来院する方の動線についてです。

発表された計画では、一般来院者の出入口が自家用車利用を前提とした位置に設けられているとの印象があります。

出入口から建物までの動線が長く、上り坂を歩くことになるため、高齢者や障害をお持ちの方には課題があるという声をいただいています。

2点目は、農道の抜け道利用による事故リスクです。

新病院の主な出入口から東に約200メートルの交差点は、周囲を田んぼの法面が囲んでいて見通しが悪く、過去に複数回の衝突事故が起きているとのことです。

来院者が増えると、土地勘のない方が幹線道路から農道を抜け道として使うケースが増えると懸念されています。

事故リスクがさらに高まる前に、関係者間で対策を協議するよう要望しました。

3点目は、計画図の表記の問題です。

三田市が発表した基本設計概要では、北神中央線沿いに職員・救急車・バスとタクシーの3系統の出入口が示されています。

しかし神戸市側から北上して直接進入できるのは救急車のみであり、職員やバス・タクシーはさらに北上して2回右折し、敷地の裏側から入る動線になっています。

北神中央線沿いの開口部は実態として出口専用ですが、計画図では「出入口」と記載されています。

直接進入できるかのような誤解を招く表記になっているため、三田市への訂正を健康局に求めました。

住民の声を設計に反映させるよう、引き続き取り組みます

渋滞対策と宅原線の拡幅について、関係者間で課題が共有され前向きな対応が進んでいることを確認できました。

一方で、歩行者動線・農道の事故リスク・計画図の誤記など、まだ対応が必要な課題も残っています。

現在の動線計画のまま次の設計段階に進んでよいのかという懸念もあり、今後のやり取りの中で引き続き確認していきます。

鹿の子台・上津台・長尾など周辺地域の住民の方々の声を、今後の設計に反映させるよう三田市と神戸市に働きかけてまいります。

堂下豊史|神戸市会議員(神戸市北区)

神戸市北区を拠点に活動する神戸市会議員。
地域の声を市政に届けるため、議会活動や地域課題の解決に取り組んでいます。

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