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大滝トンネル供用は2029年度へ見直し[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

大滝トンネルの供用開始が、2029年度へ延びる見通しです。こんにちは、神戸市会議員の堂下豊史です。2026年7月31日に公表された建設事業外部評価委員会の説明資料をもとにしています。

供用開始は2029年度、事業費は63.8億円へ

国道428号(箕谷北)の道路改良事業は、約1キロのバイパス整備です。うち約0.4キロが新たに整備されるのが、大滝トンネルです。

トンネル名は、2025年9月28日の起工式にあわせて「大滝トンネル」と正式に決まりました。

2024年度の再評価では、事業完了を2028年度としていました。今回の見直し案では、バイパス部の供用開始を2029年度、全体の工事完了を2030年度とする内容です。

事業費は59.8億円から63.8億円へ、4.0億円の増額です。市の対応方針案は、事業継続です。

狭くて災害に弱い区間を、大滝トンネルでつなぐ

国道428号の狭隘区間で大型車がすれ違う様子

写真提供:神戸市建設局道路工務課

区間は北区山田町下谷上から山田町原野です。国道428号は緊急輸送道路に指定されています。

一方で道路が狭く、大型車同士のすれ違いが難しい箇所があります。過去には通行止めを伴う災害も繰り返されてきました。

災害により道路がふさがれた状況

写真提供:神戸市建設局道路工務課

一定の雨量を超えると通行規制の対象になる区間でもあります。安全な通行を確保するため、大滝トンネルを含むバイパス整備が進められています。

北区の幹線では、有馬口トンネルも開通しています。今回は428号側の大滝トンネルが、外部評価で工期と事業費を見直す局面です。

2016年度着手から、いま大滝トンネル本体工事へ

大滝トンネル西坑口付近の整備後イメージ

整備後のイメージ(写真提供:神戸市建設局道路工務課)

事業着手は2016年度です。2019年度に国の補助事業として採択され、2020年度から予算化が進みました。

2023年度にトンネルヤード整備に着手し、2025年度に大滝トンネルの本体工事へ入りました。補助名は地域連携道路事業費補助です。

バイパスが開通すれば、現道の交通量が減る見込みです。通学路になっている歩道部などでも、安全性や安心感の向上が期待されています。

延びた理由は用地取得と、トンネル出口の取り付け工事

期間延長の理由は二つです。一つは用地取得に時間を要したことです。大滝トンネルを出て、いまの国道へつなぐ取り付け工事の着手が後ろへずれました。

もう一つは、ガスや水道などの地下埋設物の移設です。当初は、取り付け工事の前に先へ移す予定でした。

地元協議の結果、先に移せず、取り付け工事と同じ時期に移す必要が生じました。その分、工事期間が長くなります。

バイパスの通行開始後も、出口まわりの残工事が残ります。全体の完成は2030年度の見込みです。

2027年度以降は設備と出口まわりの工事へ

大滝トンネル本体の工事は進んでいます。2027年度以降は、トンネル内の設備工事と、出口から現道へつなぐ工事が続きます。

2029年度のバイパス供用開始を目指す流れです。外部評価委員会の第1回は2026年8月7日です。

国の補助事業のため、事業期間や事業費の見直しを委員会で確認する手続きがあります。住民生活への影響についても、丁寧な説明が求められます。

増額4億円は、物価と人件費の上昇

事業費の増額4.0億円について、見直し案は物価と人件費の上昇を理由としています。

整備による効果として、通行止めによる損失の回避が挙げられています。歩行者や自転車の安心感の向上、ドライバーの安全性向上も示されています。

現道の交通量が減れば、通学路になっている歩道まわりでも、安全性や安心感の向上が期待されます。

開通までの安全対策と、地域への説明

大滝トンネルを含む箕谷北バイパスは、北区の幹線交通と防災の両面で重要な事業です。工期と事業費の見直しは、用地取得と工事条件を踏まえた内容です。

一方で、供用までの期間は長くなります。工事中の安全対策と、地域への説明が続きます。

北区の道路や交通でお気づきの点があれば、公式LINEへご連絡ください。

堂下豊史|神戸市会議員(神戸市北区)

神戸市北区を拠点に活動する神戸市会議員。
地域の声を市政に届けるため、議会活動や地域課題の解決に取り組んでいます。

市政報告や地域の取り組みをLINEで配信しています。

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