TOPブログ神戸の「6つのいいね」で保育士を応援[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

神戸の「6つのいいね」で保育士を応援[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

こんにちは、神戸市会議員の堂下豊史です。

保育士の処遇改善と人材確保について、教育こども委員会での質問や現場の声をふまえ、神戸市の取組をお伝えします。

神戸市の「6つのいいね」

神戸市は、保育士や幼稚園教諭を対象に「6つのいいね」という独自の支援を行っています。

給与の一時金、宿舎の借り上げ、奨学金の返還補助など、暮らしの負担にも目を向けた内容です。

国の制度に加えて市が手を打った結果、神戸の保育士の平均年収は全国平均を上回り、他業種の水準にも近づいてきています。

全国の賃金との差

保育室で働く保育士のイメージ(写真はイメージです)

写真はイメージです

厚生労働省の令和6年賃金構造基本統計調査(2024年6月分・2025年3月公表)によると、保育士の平均年収は約407万円です(出典:厚生労働省)。

全産業の労働者と比べると、まだ差は大きい。

2025年2月の教育こども委員会では、令和5年調査をもとに、全国の保育士は約397万円、全業種平均は約507万円で、差は約110万円にのぼると質問しました。

大切な仕事なのに賃金が上がりにくい。そうした指摘は、以前から続いています。

現場の声では、処遇改善で給与が上がってきた手応えがあるといいます。

宿舎借り上げで県外から採用につながった例も伝えられており、市の支援が保育士のもとに届き始めている様子もうかがえます。

教育こども委員会での質問

教育こども委員会で質疑に立つ堂下豊史

2025年2月19日、教育こども委員会で保育士の賃金水準について質問しました。

神戸市の調査では、市内の保育士の平均年収は約457万円。全国の保育士平均より約60万円高い水準です。

それでも全業種平均とは約50万円の差があります。

2024年度の人事院勧告を反映すれば、約41万円の増額が見込まれ、平均は498万円に達する見通しです。

「6つのいいね」の内容

園庭で遊ぶ子どもたちのイメージ(写真はイメージです)

写真はイメージです

公式サイト「保育人材応援都市KOBE」に掲載されている主な内容は次のとおりです。

①給料の一時金は、7年間で最大160万円です。1〜2年目に最大30万円、3〜7年目に最大20万円が支給されます。

②宿舎借り上げは月額最大10万円、③奨学金返還は月額5千円まで補助されます。

④お子さんの保育料は半額補助(月額上限2万7千円・最長1年)、⑤パート復帰には10万円、⑥資格取得の学費は半額補助です。

一時金や宿舎借り上げ、奨学金返還は、すでに多くの保育士が利用しています。

乳児保育や幼児教育など8分野のキャリアアップ研修も無料です。(出典:神戸市「6つのいいね」公式サイト)

こども家庭局の答弁

こども家庭局長は、国の制度と市の独自施策が重なり、人材確保に効いてきていると答弁しました。

2020年度のアンケートでは、現職保育士の約8割が、本市の人材確保策に魅力を感じると答えています。

関係団体からも、定着が進んで採用の負担が減ったという声が寄せられています。

子ども・子育て会議では、勤続年数の延びや、他都市から神戸に移って働く保育士の話も出ています。

これから

人事院勧告を踏まえた処遇改善で、給与は全業種平均にさらに近づく見込みです。

こども家庭局長も、その水準まで上がることを期待していると答えています。

採用は相変わらず厳しい面もあります。

それでも、「保育士なるなら神戸」というイメージは、少しずつ広がってきているように感じます。

公明党神戸市会議員団として、国への処遇改善の要請と、市独自の支援の充実をこれからも迫ってまいります。

くわしくは神戸市の「6つのいいね」(https://kobe-kn.jp/iine/)をご覧ください。

堂下豊史|神戸市会議員(神戸市北区)

神戸市北区を拠点に活動する神戸市会議員。
地域の声を市政に届けるため、議会活動や地域課題の解決に取り組んでいます。

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