TOPブログ北神消防署が2028年度に開署へ[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

北神消防署が2028年度に開署へ[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

こんにちは、神戸市会議員の堂下豊史です。2026年3月23日の建設防災委員会における消防局の答弁をもとに、北神エリアの消防体制強化について、ご報告いたします。

2028年度に北神消防署が開署

神戸市は、北消防署北神分署を独立した北神消防署へ昇格させる計画を進めています。2028年度からの運用開始を目指しています。

分署から消防署へ上げることで、署長を置き、広域災害時の避難情報発令をより迅速に行える体制を整えます。消防車両や人員配置の見直しも含め、地域の消防力そのものを強化する方向です。

神戸市北消防署北神分署の庁舎と消防車

北神エリアの広さと防災の必要性

北神エリアは神戸市内でも面積が広く、人口も多い地域です。1区全体に匹敵する規模と説明されています。

2019年4月には北神支所が北神区役所へ昇格しました。2027年度には北区に建設局の第2事務所も設置予定です。行政サービスの拠点が整うなか、消防・防災の体制も地域の実態に合わせて強化する必要があります。

台風や豪雨で土砂崩れや河川氾濫などの被害を受けた経験を踏まえ、防災対応力の底上げが急務だと位置づけられています。

台風・豪雨と断層がもたらすリスク

この地域は、台風や豪雨による土砂崩れ、河川の氾濫など、過去に大きな被害を受けてきました。2013年と2018年の被害が特に深刻でした。

断層も走っており、防災体制の強化は長年の課題です。2025年度だけでも火災は約30件発生しています。日常の火災対応と、大規模災害への備えの両方が求められます。

大規模災害が起きた際に避難指示をいち早く出せるかどうかが、人命に直結する点として強調されています。

土砂崩れで道路が塞がれた様子

写真はイメージです

道場出張所から北神分署へ

現在の北神分署は、道場出張所として警備を担い、2003年に北神分署となりました。20年以上、地域の消防・救急を担ってきた拠点です。

これまで分署長が中心となってきましたが、消防署化により署長を配置します。指揮系統が一段上がることで、避難指示の発令や関係機関との調整がスムーズになると期待されています。

署長が常駐することで、警察や近隣市の消防、区役所や建設局との連絡調整も担いやすくなります。広域災害時の初動対応が改善される見込みです。

建物改修と広域連携の強化

現在の建物は、防災拠点としての機能が不十分との指摘があります。改修では非常用電源や受水槽の整備を予定しています。停電や断水時にも拠点として機能しやすくなります。

受水槽のイメージ

写真はイメージです

区役所、建設局、警察に加え、三田市・三木市・西宮市など近隣自治体の消防とも連携を深めます。広域災害時に情報共有と対応を一体で進める体制づくりが目的です。

消防車両の配置見直しにより、火災発生から現場到着までの時間短縮も図られます。住民のもとへ消防がより早く届く体制が整う方向です。

2028年度までに整備を完了

神戸市は2028年度末までに北神消防署としての整備を完了させる方針です。署員配置や建物改修、消防車両の整備など、開署に向けた準備が進められます。

北神エリアはこれからも人口や施設が増え、防災拠点としての役割はますます重要になります。消防署化が地域の安全網を一段厚くする取組みとなる見込みです。

開署までの具体的な工程や予算については、今後の議会や説明の場で確認が必要です。進捗についても引き続き注視してまいります。

堂下豊史|神戸市会議員(神戸市北区)

神戸市北区を拠点に活動する神戸市会議員。
地域の声を市政に届けるため、議会活動や地域課題の解決に取り組んでいます。

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