公明党政策要望懇談会が開幕 水質保全センターの浄化槽要望[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史
こんにちは、神戸市会議員の堂下豊史です。
公明党兵庫県本部主催の政策要望懇談会が始まりました。
この懇談会は、各種団体の皆さまから国・県・市それぞれへの要望をお聞きする場です。国会・県会・市会の議員が連携して政策に生かします。
その初日、兵庫県水質保全センターとの懇談会で、浄化槽についての要望をいただきました。
写真はイメージです
いただいた要望
浄化槽は、下水道につながっていない地域で、家庭の排水をきれいにする設備です。
単独処理浄化槽はトイレの汚水だけを処理し、台所やお風呂の水はそのまま川へ流します。
合併処理浄化槽は、生活排水をまとめてきれいにしてから流します。
だから合併処理浄化槽に替えると、身近な川や水路の汚れが減ります。
神戸市への要望は、大きく2件でした。
一つは、この単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換促進です。
もう一つは、浄化槽の維持管理費への助成制度の創設です。
写真はイメージです
なぜ転換が進みにくいのか
浄化槽の維持管理には、保守点検、清掃、法定検査の費用がかかります。
この維持管理費が、転換のためらいにつながっています。
昨年12月の委員会で、当局はこう説明しました。
補助を使っても自己負担が残り、その後も維持管理費が発生します。
だから、まだ使える単独処理浄化槽を替える動機づけになりにくい、というものです。
大事なのは、替える費用よりも、その先の維持管理費です。
ここを軽くすることが、転換を進める近道だと考えています。
浄化槽の家だけ負担が重い
浄化槽を使う世帯の維持管理費は、公共下水道を使う世帯の負担より重くなります。
その差は、保守点検・清掃・法定検査でおよそ3倍。昨年12月の委員会で、当局もそう答弁しました。
下水道は、人口が減って使用料だけでは足りず、税金でも支えられています。
その税金は、浄化槽を使う世帯も納めています。
それでいて浄化槽の家は、維持管理費まで自分で負担している。ここに差があります。
水質保全センターが助成を求めているのも、この負担の重さがあるからです。
加古川市はすでに補助しています
委員会では、加古川市の例も紹介しました。
加古川市は、浄化槽の維持管理費への補助を実際に行っています。
神戸市が同じ制度をすぐに設けるには、越えるべき事情や課題があります。
それでも、先に踏み出した加古川市が、どんな条件で、どんな仕組みで補助しているのか。まずはそこを確かめることから始めます。
市役所も、自分の施設から替える
市民に転換をお願いする以上、市が自らの施設で率先することが説得力になります。
私はこの点を委員会で取り上げました。
このとき当局は、次のように答弁しました。
2024年9月に21施設あった単独処理浄化槽が、現在は9施設まで転換が進みました。
残る9施設は、使用頻度が低いなどの理由で、今のところ具体的な転換計画がありません。
それでも、できるだけ早く合併処理浄化槽へ転換できるよう、所管課に働きかけを続けるとしています。
私は、いつまでにゼロにするか工程を決め、環境局が取りまとめて進めるよう求めました。
国の制度も動いた
浄化槽の維持管理費の一部を補助する国の事業があります。
少人数で高齢の世帯を対象にした制度です(少人数高齢世帯維持管理負担軽減事業)。
対象がせまく、使いにくいのが課題でした。
私も委員会で、対象を広げるよう国へ働きかけることを求めました。
2026年度予算では、この補助を受けられる期間が3年から5年に延びています。
これから
いただいた要望をふまえ、引き続き当局と議論を重ねていきたいと思います。
いま単独処理浄化槽をお使いで、転換の補助や手続きが分からない方は、公式LINEからご連絡ください。
公明党は、これからも政策要望懇談会を続けます。
各種団体の皆さまの声を直にお聞きし、国・県・市の議員が力を合わせて、一つずつ政策につなげます。
堂下豊史|神戸市会議員(神戸市北区)
神戸市北区を拠点に活動する神戸市会議員。
地域の声を市政に届けるため、議会活動や地域課題の解決に取り組んでいます。
市政報告や地域の取り組みをLINEで配信しています。
