TOPブログ花山のコミュニティ交通、来春に試験運行へ[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

花山のコミュニティ交通、来春に試験運行へ[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

花山東町、花山台、幸陽町、中尾台、大池見山台。坂の途中に広がる花山地域です。地域内を走るバスはありませんが、コミュニティ交通で駅や買い物へつなぐ取組が進んでいます。こんにちは、神戸市会議員の堂下豊史です。

いま、花山地域にバスを走らせる会を窓口に、2027年春頃の試験運行に向けて動いています。神鉄タクシー株式会社が運行事業者に決まりました。運行ルートなどは、地域の会と事業者が相談しながら決めていく段階です。

花山地域の足づくり

花山小学校区のなかに、大池見山台があります。坂の上の住宅地で、運転免許返納に伴い、近隣の駅や買い物施設への足の確保が課題でした。課題を踏まえ、2016年3月、沿線にバス停が設置されましたが、そのバス停も廃止され、地域コミュニティ交通の導入を求める声が多く寄せられていました。

2023年10月18日、都市交通委員会の質疑

神戸市会の委員会で質疑する堂下豊史

神戸市会の委員会で質疑する堂下豊史。議会活動の記録です。

こうした地域でも、地域コミュニティ交通の導入を後押しするため、議会で取り上げました。2023年10月18日の都市交通委員会で質問しました。当日の趣旨は次のとおりです。

質問の趣旨
大池見山台は坂が急く、神戸電鉄の駅や買い物施設まで遠い。沿線バス廃止で不便が増す。大池見山台・花山中尾台の自治会が地コミ導入を当局に相談し、区役所で説明会があった。当局が積極的に声をかけ、踏み込んだ導入支援をしてほしい。

答弁の趣旨
花山地域の自治会は周辺と一体で地コミを検討したいとのこと。当局は区役所と連携し、周辺の自治会等へアプローチできるよう調整中。一体的な運行で効率が見込める場合は、蓄積したノウハウを活かし、周辺地域にも積極的に声をかけたい。

出典:2023年10月18日 都市交通委員会 会議録

こうした答弁どおり、当局は区役所と連携し、花山地域内の各自治会へ順次声をかけていきました。2024年度から本格化した「アプローチ型支援」(自治会だけでは進めにくい地域へ、当局が先に入る仕組み)の最初の対象も花山地域です。ふれあいのまちづくり協議会との話し合いや意見交換会を重ね、2025年8月に花山小学校区の地域組織が認定され、「花山地域にバスを走らせる会」が発足しました。

1,597人の声を踏まえ、事業者とルートが決まった

コミュニティバスのアンケート基礎集計

コミュニティバスのアンケート基礎集計。出典:神戸市ホームページ

2025年10月、会は約3,700枚のアンケートを配り、794世帯・1,597人から回答を得ました。

アンケートでは、谷上駅・花山駅・マックスバリュ大池店への需要が目立ち、利用目的の約5割が買い物でした。運賃300円程度までなら約8割が許容と答えています。住みながら「駅や店に出たい」という声が、はっきり分かりました。

花山地域バスNEWS Vol.2

花山地域バスNEWS Vol.2(2026年3月)。出典:神戸市ホームページ

2026年5月のプレゼンテーションで神鉄タクシーが運行事業者に決まりました。当初は花山駅と花山地域の住宅地を結ぶ案でしたが、協議を経てマックスバリュ大池店も行き先に加わっています。買い物に出たい、という声がルートに残った形です。

地元でも、運行の細部を詰める打ち合わせが続いています。

試験運行のあと、本格運行へつなげる

試験運行で見えてくる様々な課題は、本格運行への様々な検討要素となります。

北区で本格運行が続く「唐櫃にバスを走らせる会」の会長から、「本格運行に移行した後、1年で補助が切れる」との相談を受けました。議会でも続けるための制度見直しを求め、令和8年度予算で地域活動費30万円が毎年確保されるようになりました。こうした30万円の制度は、花山地域でも試験運行の先を見越した取り組みの励みになると思います。

先日、地元の方々の話を受け、実現に向けて様々な議論が行われている様子を知りました。

花山地域の取組が本格運行につながるよう、地元議員として応援していきたいと思います。

コミュニティ交通についてのご意見を、公式LINEでお寄せください。

堂下豊史|神戸市会議員(神戸市北区)

神戸市北区を拠点に活動する神戸市会議員。
地域の声を市政に届けるため、議会活動や地域課題の解決に取り組んでいます。

市政報告や地域の取り組みをLINEで配信しています。

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