TOPブログ現場の声を市政に!あんしんすこやかセンター職員の処遇改善に向け大きく一歩[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

現場の声を市政に!あんしんすこやかセンター職員の処遇改善に向け大きく一歩[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

あんしんすこやかセンター職員の処遇改善へ前進|市民の暮らしを支える現場の声を市政へ

公明党神戸市会議員団は8月21日、神戸市老人福祉施設連盟の皆様と政策要望懇談会を実施し、現場から切実な声を伺いました。これらの課題を踏まえ、9月議会では坂口有希子議員(長田区選出)が代表して質問に立ち、処遇改善を強く求めました。

現場が直面する深刻な課題

  • 相談件数は設置当初の約2倍へ増加
  • 認知症・独居など、課題の高度化・複雑化
  • 人材確保が難しく、欠員が慢性化
  • 残る職員の負担が一層増大

それでも職員の皆さんは、住み慣れた地域での暮らしを支えるため、献身的に業務にあたっています。

21年間据え置かれた人件費を改善へ

職員の人件費は、平成21年度から一度も引き上げが行われていません。このままでは人材定着が難しく、制度の持続性が失われかねません。

そこで議会では、人件費相当額の引き上げを求めました。これに対し今西副市長は、

安定的な運営に向けて、来年度予算で増額を検討する

と答弁し、大きな前進が示されました。

不合理な「欠員時の減額措置」の見直しを提起

現行制度では欠員が生じても相談業務量は変わらないにもかかわらず、委託料が減額されてしまいます。

  • 残る職員の負担増大
  • 処遇改善原資の減少
  • 欠員長期化の悪循環

この仕組みの改善を求めたところ、副市長から次のような答弁がありました。

  • 減額措置を設けていない他都市の制度を調査する
  • 欠員時でも人材確保を後押しできるよう、委託料増額を含め改善策を検討する

職員支援策の強化も前進

併せて神戸市は、

  • 事務処理負担の軽減
  • 研修・スキルアップ支援
  • 困難案件への弁護士相談支援

など職員支援体制を強化していくと答弁しました。

現場を支え、市民の安心を守るために

あんしんすこやかセンターは、高齢者支援の最前線。職員の処遇改善は、市民の安心につながる重要な政策課題です。

公明党神戸市会議員団は、来年度予算での改善実現へ向け、引き続き粘り強く取り組みます。
現場の声を丁寧に伺いながら、誰もが安心して暮らせる地域づくりを進めてまいります。

ご意見や課題がございましたら、ぜひお気軽にお寄せください。皆さまと共に、支え合いの地域を築いてまいります。