長尾交番前交差点の渋滞対策について

市道長尾線と北神中央線が交わる「長尾交番前交差点」は、大型商業施設(アウトレット)の開設以来、土日祝日を中心に渋滞が続いており、地域の皆さまから改善を求める声が寄せられています。これまでに直進・左折と右折を分ける矢印信号が設置され、一定の効果は見られました。

しかし依然として、上津台方面から東進し藤原台方面へ右折する車両が直進車両をふさいでしまう状況が続いています。そのため、「中央分離帯を西側に後退させ、右折レーンを延伸すべきだ」との要望が寄せられています。

また課題は東進方向に限られません。アウトレットへ向かう南進右折、北進、さらに三田方面への西進右折でも渋滞が発生しています。今後、北側に新病院が開設されれば、緊急車両の動線確保も必要となり、状況は一層複雑化すると見込まれます。

この課題については、9月4日の建設防災委員会で、公明党の細谷典功議員(垂水区選出)が「右折レーンを早急に設計段階へ移行するとともに、交差点全体の総合対策が求められる」と質問しました。

これに対し、建設局の原正太郎局長からは「昨年の交通量調査を踏まえ、右折レーンの延伸設計を進める。今後は健康局・三田市・警察とも協議し、交差点全体の改良に向けた対策を優先順位をつけながら進めていく」との答弁がありました。

市会公明党として、地域の安心・安全な交通環境の実現に向け、引き続き取り組んでまいります