TOPブログ学生の地域貢献活動を支援する補助制度の創設について[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

学生の地域貢献活動を支援する補助制度の創設について[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

こんにちは、神戸市会議員の堂下豊史です。令和8年度予算において、学生の地域貢献活動を支援する新制度「学生応援枠」が創設されましたので、その経緯と内容をご報告いたします。

新制度創設:学生が継続して地域活動に取り組める仕組みへ

令和8年度予算において、「地域貢献活動補助金(学生応援枠)」が新たに創設されることとなりました。補助額は上限10万円(補助率100%)で、年限なく毎年度申請が可能です。募集は年2回(2026年4月、秋頃予定)を予定しており、学生等が主体となって地域課題に取り組む団体を対象に、旅費・会場費・消耗品費などの活動経費を支援します。募集規模は20団体程度、総額200万円を想定しています。

背景:補助制度の再編と学生団体が直面した課題

この新制度が生まれた背景には、神戸市の補助制度の再編があります。神戸市では令和7年度から、灘区などで実施されていた従来の補助制度を廃止し、全市対象の「地域貢献活動補助金」に統合しました。この再編により、補助額は50万円から30万円、20万円へと段階的に減額され、補助期間も最長3年間という制度に改められました。

一方で、地域活動に関わる方々や大学関係者からは、この制度設計が学生団体にとっては使いにくいという声が上がっていました。学生団体は収益事業を前提としていないこと、また構成員が毎年入れ替わる性質上、3年間という期限付きの補助では継続的な地域活動が難しくなる可能性があるという指摘です。

議会での質問:交通費・会場費などの基礎的経費の継続支援を提案

こうした現場の声を踏まえ、私は昨年6月の神戸市議会一般質問において、学生団体が継続して地域活動に取り組める制度設計の必要性について質疑を行いました。具体的には、交通費や会場費といった基礎的な活動経費を継続的に支援する仕組みの創設と、学生が利用しやすい制度設計のあり方について課題提起を行いました。

新制度で何が変わったか

今回創設された「学生応援枠」は、従来制度と比べて二つの点で前進と受け止めています。一つは、学生団体が利用しやすい枠を制度上明確に位置づけたこと。もう一つは、年限を設けず毎年度申請を可能としたことです。これにより、構成員が入れ替わりながらも活動を継続している学生団体が、安定的に地域活動を続けられる基盤が整いつつあります。

今後の課題:一過性で終わらない地域の担い手づくりへ

大学と地域の連携を軸に、学生の活動が一過性で終わらず、地域の担い手として継続的に活躍できる環境をつくることが重要です。今回の制度はその第一歩ですが、実際に活用されてこそ意味をもちます。申請のしやすさや周知のあり方、対象団体の実態に即した運用ができているかどうかについて、引き続き現場の声を聞きながら確認していきます。今後も学生の地域活動を後押しする制度づくりに取り組んでまいります。

堂下豊史|神戸市会議員(神戸市北区)

神戸市北区を拠点に活動する神戸市会議員。
地域の声を市政に届けるため、議会活動や地域課題の解決に取り組んでいます。

市政報告や地域の取り組みをLINEで配信しています。

LINE友だち追加

YouTube
Instagram
X
TikTok
Facebook

公式サイト