TOPブログ2026年兵庫県韓国人合同新年会に参加して[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

2026年兵庫県韓国人合同新年会に参加して[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

今夕、神戸市会で開催された2026年兵庫県韓国人合同新年会に参加させていただきました。
多くの関係者が集い、新年の節目にふさわしい、落ち着いた雰囲気の中で行われました。

会場では、日頃から地域でご一緒している北区からの参加者の皆さまにもご挨拶することができ
あらためて地域のつながりの大切さを感じる場面もありました。
在日コミュニティの歩みと、これからについて考える時間となりました。

重なる「節目」と歩んできた10年

新年のあいさつを聞く中で、10年前の節目の年に語られていたことが、あらためて思い起こされました。
国交正常化50周年という大きな節目の中で、歴史問題、差別の問題、次世代育成、組織のあり方など、重く、そして切実な課題が語られていました。

10年という時間が経った今も、形は変わりながら、なお私たちの前にあるテーマばかりです。

民団総団80周年、次世代へのバトン

韓国民団兵庫県本部 金 相英 団長のご挨拶の様子
韓国民団兵庫県本部 金 相英 団長

冒頭、韓国民団兵庫県本部の金 相英 団長からご挨拶がありました。

金団長からは、今年が民団総団80周年という大きな節目の年であることが紹介されました。
70周年を迎えた10年前には、世代交代や組織の再編、多様化する同胞社会への対応が強く意識されていました。

80周年を迎える今、それらの課題はより現実的なものとして、私たち一人ひとりに問われています。

歴史を振り返ることは、過去にとどまることではありません。
これまで積み上げてきた努力を土台に、次の世代へ何をどう引き継いでいくのかを考えるための作業です。

地域と社会を支える立場にある議員として、その責任の重さをあらためて感じました。

奈良での首脳会談と、深まる信頼の歩み

こうした積み重ねの先に、昨日は大きな動きがありました。
高市首相が地元・奈良に韓国の李在明大統領を迎え、日韓首脳会談が行われました。

会談では、経済安全保障やサプライチェーンの強化といった実務的な協力に加え、歴史的なつながりが深い「法隆寺」を共に訪れるなど、
文化の根底にある絆を確認し合う姿が印象的でした。

高市首相が「日韓関係をさらなる高みに発展させる」と語った言葉は、
単なる外交辞令を超え、私たち地域で活動する者にとっても心強い後押しとなります。


こうした動きが重なり、日韓関係がかつてないほど前向きな盛り上がりを見せる流れの中で、
本日の新年会を迎えました。

駐神戸韓国総領事館 李 相烈 総領事のご挨拶の様子
駐神戸韓国総領事館 李 相烈 総領事

続いて、駐神戸韓国総領事館の李 相烈 総領事からご挨拶がありました。
前日にチャーター便が就航したことに触れられ、
今後さらに便数が増えていくことで、人的・経済的交流が一層広がっていくことへの期待が語られました。

空の便は、人と人、地域と地域を結ぶ「目に見える交流」の象徴です。
奈良で示された「シャトル外交」の継続という意思が、
こうした具体的な往来となって実を結んでいくことを期待せずにはいられません。

現場から、地道な一歩を

交流の拡大、差別のない社会づくり、若い世代が自然に関われるコミュニティの形成
どれも一朝一夕には進みませんが、
首脳会談で見えた「未来志向」の風を追い風に、
確実に前に進めていく必要があります。

節目の年の新年会に参加し、
「今、自分に何ができるのか」「地域や現場でどう関わっていくのか」を
あらためて考えさせられました。

この一年も、対話と交流を大切にしながら、地道に取り組んでいきたいと思います。