北神戸総合高校の主権者教育に今年も参加|生徒と一緒に考えた「これからの神戸市」[神戸市北区]神戸市会議員 堂下豊史

北神戸総合高等学校の主権者教育に参加|今年度の取り組みと生徒との対話[神戸市北区]
神戸市会議員 堂下豊史
兵庫県立北神戸総合高等高等学校(旧・神戸甲北高校)からのご依頼を受け、今年度も神戸市会として主権者教育に協力させていただきました。
私自身も当日参加し、生徒の皆さんと政策について直接対話する貴重な時間となりました。
本記事では、授業の流れと、当日の様子を紹介します。
概要
- 北神戸総合高校と神戸市会による継続的な主権者教育の取り組み
- 「市会と生活」「政策討議」「グループワーク」の3時間構成
- 私(堂下)が公明党を代表し、最優先施策として「子育て・教育」を発表
- クラスに入り、ダイヤモンドランキングで生徒と議論
- 政治を自分ごととして捉える主権者教育の意義
これまでの取り組みと今年度の実施について
北神戸総合高等学校では、政治的教養を育み、主権者として社会へ参加する力を養うことを目的に、過去2年間、神戸市会と連携した主権者教育を実施してきました。
生徒自身が社会の課題を考え、意見を形成し、民主主義の担い手として行動する実践的な学びを重視しています。
今年度も学校から授業協力の依頼をいただき、神戸市会として生徒たちの学びに参加させていただくことになりました。
当日の授業構成
1時間目:「神戸市会とわたしたちの生活との関わり」
- 神戸市会の役割と、市政と生活のつながりを解説
- 生徒代表の発表と、市会への質問
- 生徒と正副議長による意見交換
2時間目:「これからの神戸市を考える」
- 9つの政策テーマについて、各会派の議員が説明
- 最優先と考える施策、その理由を議員が発表
- 生徒からの質問に、市会議員が回答
3時間目(各クラス):グループ討議と発表
- 9つの政策テーマについて、グループごとに優先順位を議論
- 「ダイヤモンドランキング」手法で順位づけ
- 市会議員がクラスに入り、討議サポート・講評
実際に参加しての様子
2時間目:公明党代表として「最優先政策」を発表
2時間目では、各会派を代表して議員が「最優先施策」と「次に優先すべき施策」を発表しました。
私は公明党を代表して、最優先に「子育て・教育」、そして2番目に「福祉・防災」 を挙げ、その理由を説明しました。
生徒からは、
・なぜ教育を最優先にするのか
・交通課題こそ最優先では
といった鋭い質問が寄せられ、真剣に聞き、考える姿勢が印象的でした。
3時間目:ダイヤモンドランキングで白熱した議論
3時間目は各クラスに移動し、グループワークに参加しました。
生徒たちはグループになり、9つの政策テーマをダイヤモンドランキングで優先順位づけ。
「今の神戸に必要なこと」「若い世代の視点からの課題」など、様々な観点から頭をひねって真剣に議論していました。
同じテーマでもグループごとに順位が異なり、価値観の違いや議論の大切さを実感している様子でした。
主権者教育の意義
政治や市政を「遠いもの」ではなく、自分の生活とつながるものと捉えることは、主権者としての第一歩です。
学校と議会が連携して進めるこの主権者教育が、生徒の皆さんに社会を自分の言葉で語り、未来を考えるきっかけとなることを期待しています。
堂下豊史|公式情報発信
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