道路の段差補修で転倒事故を防ぐ 市民の声が動かした改善の記録|どうした豊史(堂下豊史)神戸市会議員 (北区)
こんにちは、神戸市会議員の堂下豊史です。神戸市北区内の道路段差・ひび割れ補修の取り組みについて、ご報告いたします。
動画にまとめました。是非ご覧ください。
https://youtu.be/cCbks1kxTGM
道路の段差は小さくても、命に関わる問題である
道路にできたひび割れや小さな段差は、一見すると軽微な問題に見えます。しかし実際には、こうした路面の不具合が原因で毎年多くの方が転倒し、骨折や死亡事故につながっています。今回、市民の方からご相談をいただき、現地確認と神戸市への改善要請を行った結果、アスファルトの補修が実現しました。この記事ではその経緯と、転倒事故をめぐる現状をお伝えします。
転倒による死亡者は、交通事故の3倍以上という現実
転倒・転落による死亡者数は年間約1万人以上にのぼります(出典:厚生労働省 人口動態調査 令和4年)。これは交通事故による死亡者数の約3〜5倍に相当します。さらに、転倒の約87%は「つまずき・よろめき」といった同一平面上での転倒であり、段差や路面の不良がその主な原因です。また、要介護状態になった原因の13.9%が「骨折・転倒」であることも報告されています(出典:厚生労働省 令和4年国民生活基礎調査)。
これほど深刻な問題であるにもかかわらず、道路の段差や路面不良はなかなか注目されません。特に高齢者や車椅子・ベビーカーを使う方にとっては、日常の移動における大きなリスクとなっています。
市民からの声が起点となった今回の対応
神戸市北区の住宅街において、道路のひび割れと段差が問題になっていました。地域の方から「歩きにくい、転んだ人がいる」というご相談をいただき、早速現地を視察しました。確認の結果、日常的に歩行者が通る箇所で路面の損傷が進んでいることが判明しました。

状況を確認したうえで、神戸市の担当部署に対して改善を要請しました。その後、対象箇所のアスファルト補修が実施され、段差の解消が図られました。

議員として確認した問題の論点
今回の対応を通じて、いくつかの論点が浮かび上がりました。まず、道路の損傷は市内各所で発生しており、市民からの通報や要請がなければ見逃されるケースもあるという点です。路面点検の頻度や体制が十分かどうか、継続的に確認していく必要があります。
次に、補修の優先順位についてです。市内には多数の補修対象箇所が存在するとされており、限られた予算の中で高齢者や障害のある方が多く利用する場所を優先的に対応する基準の整備が求められます。
神戸市の対応と前進した点
今回は、要請後に速やかにアスファルト補修が実施されました。市民の声が届き、現場が改善されたことは一定の前進です。担当部署も現地の状況を確認のうえ、対応の必要性を認識し、補修作業を行いました。
今後の課題と取り組みの方向性
個別の補修対応だけでなく、道路点検の仕組みを継続的に改善していくことが重要です。特に通学路や高齢者施設周辺など、転倒リスクの高い場所については重点的な点検体制を求めていきます。また、市民が道路の損傷を簡単に通報できる仕組みの活用・周知も促進していきます。
地域の道路を安全に保つことは、インフラ整備の問題であると同時に、高齢者が安心して外出できる環境づくりそのものです。引き続き、現場の声をもとに市政に働きかけてまいります。
堂下豊史|神戸市会議員(神戸市北区)
神戸市北区を拠点に活動する神戸市会議員。
地域の声を市政に届けるため、議会活動や地域課題の解決に取り組んでいます。
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